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メタン生成菌における膜成分依存的なメチル-CoMからのメタン生成:ホルムアルデヒドおよび分子状水素を電子供与体として

Dependence on membrane components of methanogenesis from methyl-CoM with formaldehyde or molecular hydrogen as electron donors.

細胞・分子レベル 細胞・分子 評価対象外

要約

メタン生成菌株Göl由来の可溶性画分によるメチル-CoMとH2からのメタン生成は、膜画分の添加により最大10倍に促進された。この促進効果は複数のメタン生成菌種の膜で確認されたが、大腸菌やAcetobacterium woodiiの膜では認められなかった。膜を酸化剤やSH試薬で処理すると促進活性は不可逆的に消失した。電子供与体をH2からホルムアルデヒドに替えた場合も同様に膜依存性が観察され、膜存在下では1 mol HCHOが1 mol CO2に酸化され2 mol CH4が生成した。本研究はメタン生成電子伝達における膜成分の必須機能を初めて実証した。

メカニズム

メタン生成菌の膜成分がメチル-CoMを介した電子伝達に必須の役割を果たし、H2またはホルムアルデヒドを電子供与体とするメタン生成を促進する。膜の酸化やSH基修飾により活性は不可逆的に消失する。

書誌情報

著者
Deppenmeier U, Blaut M, Gottschalk G
ジャーナル
Eur J Biochem
発行年
1989 (1989-12-08)
PMID
2513188
DOI
10.1111/j.1432-1033.1989.tb15211.x

タグ

メカニズム:ミトコンドリア 活性酸素種

投与経路に関する解説

細胞・分子レベルの基礎研究です。ヒトでの応用には吸入経路が最も有望な投与方法とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は非推奨)。

安全性注意

細胞・分子レベルの基礎研究です。ヒトでの応用には吸入経路が最も有望な投与方法とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は非推奨)。

詳しくは:

引用形式: H2 Papers — PMID 2513188. https://h2-papers.org/papers/2513188
Source: PubMed PMID 2513188