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溶存水素濃度3.5mg以上の水摂取による血管内皮機能への影響:無作為化対照試験

Consumption of water containing over 3.5 mg of dissolved hydrogen could improve vascular endothelial function.

ヒト・ランダム化比較試験 水素水 有効

要約

本研究では、7ppm(500mLあたり3.5mg)の高濃度水素水を摂取した場合の血管内皮機能への影響を、上腕動脈の血流依存性血管拡張反応(FMD)を指標として評価した。被験者は高水素水群(男性8名・女性8名)とプラセボ群(男性10名・女性8名)に無作為に割り付けられた。高水素水群ではFMDがベースラインの6.80±1.96%から7.64±1.68%へ上昇した一方、プラセボ群では8.07±2.41%から6.87±2.94%へ低下した。ベースライン比の変化量は高水素水群で有意な改善を示した(P<0.05)。水素は一酸化窒素を介した血管運動応答を維持することで、ヒドロキシルラジカルなどの有害な活性酸素種から血管を保護する可能性が示唆された。

メカニズム

水素分子がヒドロキシルラジカルなどの有害な活性酸素種を選択的に消去することで、一酸化窒素を介した血管拡張応答が維持され、内皮機能が保護されると考えられる。

書誌情報

著者
Sakai T, Sato B, Hara K, Hara Y, Naritomi Y, Koyanagi S ほか
ジャーナル
Vasc Health Risk Manag
発行年
2014
PMID
25378931
DOI
10.2147/VHRM.S68844
PMC
PMC4207582

タグ

投与経路:水素水経口投与 メカニズム:抗酸化酵素 血管内皮機能 ヒドロキシルラジカル消去 炎症抑制 酸化ストレス 活性酸素種

投与経路に関する解説

水素水は安全性の高い投与経路ですが、摂取できる水素量に上限があります。臨床応用には吸入が最も効率的な経路とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨)。

安全性注意

水素水は安全性の高い投与経路ですが、摂取できる水素量に上限があります。臨床応用には吸入が最も効率的な経路とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨)。

詳しくは:

引用形式: H2 Papers — PMID 25378931. https://h2-papers.org/papers/25378931
Source: PubMed PMID 25378931