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ミトホルメシスを介した分子状水素によるSH-SY5Y神経芽腫細胞の酸化ストレス誘発性細胞死からの保護

Molecular hydrogen protects against oxidative stress-induced SH-SY5Y neuroblastoma cell death through the process of mitohormesis.

細胞・分子レベル 細胞・分子 有効

要約

分子状水素(H2)がSH-SY5Y神経芽腫細胞のミトコンドリアに与える影響を検討した。H2曝露によりミトコンドリア膜電位とATP産生が上昇する一方、還元型グルタチオンの減少とスーパーオキシドの増加が観察された。H2前処理はH2O2誘発性細胞死を抑制したが、後処理では効果が認められなかった。Nrf2経路を介した抗酸化酵素の発現増加が確認され、H2が引き起こす軽度のミトコンドリアストレスが酸化ストレス耐性を高めるミトホルメシス機構として機能することが示唆された。

メカニズム

H2がミトコンドリア膜電位とATPを上昇させ、軽度の酸化ストレスを誘発することでNrf2経路を活性化し、抗酸化酵素発現を増強するミトホルメシス機構が示された。

書誌情報

著者
Murakami Y, Ito M, Ohsawa I
ジャーナル
PLoS One
発行年
2017
PMID
28467497
DOI
10.1371/journal.pone.0176992
PMC
PMC5415102

タグ

メカニズム:抗酸化酵素 アポトーシス抑制 グルタチオン ミトコンドリア Nrf2 経路 酸化ストレス 活性酸素種

投与経路に関する解説

細胞・分子レベルの基礎研究です。ヒトでの応用には吸入経路が最も有望な投与方法とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は非推奨)。

安全性注意

細胞・分子レベルの基礎研究です。ヒトでの応用には吸入経路が最も有望な投与方法とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は非推奨)。

詳しくは:

引用形式: H2 Papers — PMID 28467497. https://h2-papers.org/papers/28467497
Source: PubMed PMID 28467497