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水素水がHypsizygus marmoreus菌糸体の各種ストレス毒性を軽減する効果とその分子機序

Hydrogen-rich water alleviates the toxicities of different stresses to mycelial growth in Hypsizygus marmoreus.

細胞・分子レベル 細胞・分子 有効

要約

担子菌Hypsizygus marmoreus(ブナシメジ)を対象に、水素水(HRW、H2濃度0.8 mM)がCdCl2・NaCl・H2O2の3種ストレスに対する耐性に与える影響を検討した。HRW処理により菌糸成長量とバイオマスが有意に増加し、マロンジアルデヒド(MDA)生成量の低下が確認された。SOD・CAT・GRの酵素活性およびmRNA発現が上昇し、活性酸素種(H2O2・O2−)と脂質過酸化が抑制された。さらにピルビン酸キナーゼの活性化と遺伝子発現誘導が観察され、グルコース代謝の促進が示唆された。

メカニズム

HRWがSOD・CAT・GRなどの抗酸化酵素の活性とmRNA発現を高め、ROS(H2O2・O2−)および脂質過酸化(MDA)を抑制するとともに、ピルビン酸キナーゼ活性化によりグルコース代謝を促進することで菌糸体のストレス耐性を向上させる。

書誌情報

著者
Zhang JH, Hao H, Chen M, Wang H, Feng Z, Chen H
ジャーナル
AMB Express
発行年
2017
PMID
28565883
DOI
10.1186/s13568-017-0406-1
PMC
PMC5449350

タグ

疾患・症状:重金属毒性 投与経路:水素水経口投与 メカニズム:抗酸化酵素 グルタチオン 脂質過酸化 酸化ストレス 活性酸素種

投与経路に関する解説

細胞・分子レベルの基礎研究です。ヒトでの応用には吸入経路が最も有望な投与方法とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は非推奨)。

安全性注意

細胞・分子レベルの基礎研究です。ヒトでの応用には吸入経路が最も有望な投与方法とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は非推奨)。

詳しくは:

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引用形式: H2 Papers — PMID 28565883. https://h2-papers.org/papers/28565883
Source: PubMed PMID 28565883