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分子状水素によるマイクロRNA制御が放射線誘発性ラット心筋障害の予防に果たす役割

Regulation of microRNAs by molecular hydrogen contributes to the prevention of radiation-induced damage in the rat myocardium.

動物実験 水素水 有効

要約

マイクロRNA(miRNA)は遺伝子発現の転写後調節因子であり、放射線誘発性心臓障害にも関与する。本研究では、水素リッチウォーター(HRW)投与がラット心筋においてmiRNA-1、-15b、-21の発現に与える影響を検討した。放射線照射後、心筋内のマロンジアルデヒド(MDA)およびTNF-αが上昇したが、HRW投与によりいずれも非照射対照群レベルまで低下した。照射によりmiRNA-1および-15bは減少し、miRNA-21は増加したが、HRW投与はこれらの変化をいずれも改善した。本研究は、分子状水素の心筋保護効果がmiRNA制御を介する可能性を初めて示した。

メカニズム

水素リッチウォーターがMDAおよびTNF-αを低下させるとともに、照射により変動したmiRNA-1、-15b(減少)およびmiRNA-21(増加)を正常化することで、酸化ストレスおよび炎症を抑制し心筋を保護する。

書誌情報

著者
Kura B, Kalocayova B, LeBaron TW, Frimmel K, Buday J, Surovy J ほか
ジャーナル
Mol Cell Biochem
発行年
2019
PMID
30830529
DOI
10.1007/s11010-019-03512-z

タグ

疾患・症状:がん放射線療法 (副作用軽減) 心筋梗塞 投与経路:水素水経口投与 メカニズム:炎症抑制 脂質過酸化 酸化ストレス 活性酸素種

投与経路に関する解説

水素水は安全性の高い投与経路ですが、摂取できる水素量に上限があります。臨床応用には吸入が最も効率的な経路とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨)。

安全性注意

水素水は安全性の高い投与経路ですが、摂取できる水素量に上限があります。臨床応用には吸入が最も効率的な経路とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨)。

詳しくは:

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引用形式: H2 Papers — PMID 30830529. https://h2-papers.org/papers/30830529
Source: PubMed PMID 30830529