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単細胞耐塩性シアノバクテリアにおけるCCCPおよびDCMUによる水素産生への影響

Effects of the Photosystem II Inhibitors CCCP and DCMU on Hydrogen Production by the Unicellular Halotolerant Cyanobacterium.

細胞・分子レベル 細胞・分子 有効

要約

耐塩性単細胞シアノバクテリアは暗発酵的な水素産生能を持つが、光照射下では産生量が少ない。光化学系II阻害剤であるCCCP(0.5μM)およびDCMU(50μM)を用いた実験では、光照射条件下での水素光産生速度が未処理細胞の3〜5倍に増加した。最高光産生速度はDCMU処理で3.63±0.26 μmol H₂/g乾燥重量/hであった。暗条件ではCCCPのみが水素産生を促進し、最高速度39.50±2.13 μmol H₂/g乾燥重量/hが2時間後に観察された。CCCPは酸化的リン酸化の脱共役剤として機能し、呼吸速度を高めることでO₂濃度を低下させ、双方向性ヒドロゲナーゼ活性を促進した。

メカニズム

CCCPは酸化的リン酸化を脱共役させて呼吸速度を上昇させ、DCMUは光化学系IIを直接阻害することでO₂産生を抑制し、双方向性ヒドロゲナーゼの活性を促進して水素産生を増大させる。

書誌情報

著者
Pansook S, Incharoensakdi A, Phunpruch S
ジャーナル
ScientificWorldJournal
発行年
2019
PMID
31346323
DOI
10.1155/2019/1030236
PMC
PMC6620853

タグ

メカニズム:抗酸化酵素 ミトコンドリア 活性酸素種

投与経路に関する解説

細胞・分子レベルの基礎研究です。ヒトでの応用には吸入経路が最も有望な投与方法とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は非推奨)。

安全性注意

細胞・分子レベルの基礎研究です。ヒトでの応用には吸入経路が最も有望な投与方法とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は非推奨)。

詳しくは:

引用形式: H2 Papers — PMID 31346323. https://h2-papers.org/papers/31346323
Source: PubMed PMID 31346323