A case of lung injury due to a hydrogen explosion caused by the simultaneous use of two home folk remedies devices.
本症例報告は、家庭で用いられる2種類の機器を同時に使用していた際に水素爆発が起こり、肺損傷に至った事案を救命救急の立場から記録したものである。水素を発生・吸入する機器の使用環境下で着火・爆発が生じると、装置外の損傷にとどまらず、吸入経路を介して肺胞を中心とした肺挫傷(燃焼性の肺損傷)に及びうることを示している。複数機器の併用は想定外の着火条件を生み、家庭環境でも重篤な外傷が発生しうる。装置出力濃度が吸入環境での実証安全値を大きく上回る条件で運用されることの危険性を、臨床事案として裏づける記録である。
水素の極めて低い最小着火エネルギーのもとで、機器併用が想定外の着火源・混合条件を生み、吸入経路内での燃焼が肺胞レベルの損傷に至ったと考えられる。
水素吸入応用にあたっては、LFL(爆発下限濃度)の取り扱いに注意が必要です。古典的な 4% は閉鎖系の値であり、吸入環境での実証値は 10%。100% 純水素出力(UFL 75% パラドックス)でも境界面で爆発範囲を通過します。高濃度(66% / 100%)吸入器は消費者庁事故情報データバンクに事故事例があり、推奨できません。
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