Hydrogen-rich water supplementation attenuates oxidative stress and inflammation in chronic high-altitude disease patients: A double-blind randomized placebo-controlled study.
慢性高山病(CHAD)患者50名を対象に、水素水(HRW)またはプラセボ水を60日間摂取させる二重盲検RCTを実施した。脱落者を除く43名(HRW群23名、プラセボ群20名)を解析対象とした。トランスクリプトーム解析では、プラセボ群で炎症・サイトカイン関連経路の遺伝子発現変動が顕著であったのに対し、HRW群ではこれらの経路が有意に抑制された。重み付き遺伝子共発現ネットワーク解析とタンパク質間相互作用解析により、TNF、IL-1β、CCL3、CCL3L1、CCL4L2、IER3の6つのハブ遺伝子が同定された。酸化ストレスおよび炎症マーカーは60日間のHRW摂取後に低下傾向を示したが、統計的有意差には至らなかった。
水素水摂取によりTNF・IL-1β・CCL3等の炎症関連ハブ遺伝子の発現が抑制され、サイトカイン経路および酸化ストレス関連経路の活性が低下することが示された。
水素水は安全性の高い投与経路ですが、摂取できる水素量に上限があります。臨床応用には吸入が最も効率的な経路とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨)。
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