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ラット腸重積モデルにおける腸管虚血再灌流傷害に対する水素水の保護効果

Protective effects of hydrogen rich water on the intestinal ischemia/reperfusion injury due to intestinal intussusception in a rat model.

動物実験 点滴・注射 有効

要約

ラット腸重積(II)モデルを用い、水素水(HRW)が腸管虚血再灌流(I/R)傷害に及ぼす影響を検討した。Sprague-Dawleyラット90匹を偽手術群、I/R+生理食塩水群、I/R+HRW群の3群に無作為割付した。IIを誘発後8時間で整復し、直後にHRW(5 mL/kg)を腹腔内投与した。HRW投与群では腸粘膜損傷が軽減され、血清TNF-α・マロンジアルデヒド・8-オキソデオキシグアノシン陽性細胞数が有意に低下した。また、スーパーオキシドジスムターゼ活性の回復とアポトーシス細胞数の減少も確認された。

メカニズム

HRWは腸管I/R後のTNF-α産生抑制、マロンジアルデヒド・8-オキソデオキシグアノシン低減、スーパーオキシドジスムターゼ活性維持、アポトーシス抑制を介して腸粘膜を保護する。

書誌情報

著者
Wu MJ, Chen M, Sang S, Hou L, Tian ML, Li K ほか
ジャーナル
Med Gas Res
発行年
2017
PMID
28744362
DOI
10.4103/2045-9912.208515
PMC
PMC5510290

タグ

疾患・症状:腸管障害 虚血再灌流障害 メカニズム:抗酸化酵素 アポトーシス抑制 炎症抑制 脂質過酸化 酸化ストレス 活性酸素種

投与経路に関する解説

水素生理食塩水点滴は医療機関でのみ実施可能な投与経路で、日常応用には向きません。日常的な水素摂取の経路としては吸入が最も実用的ですが、吸入応用にあたっては爆発リスクに注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度 66%/100% 機は非推奨)。

安全性注意

水素生理食塩水点滴は医療機関でのみ実施可能な投与経路で、日常応用には向きません。日常的な水素摂取の経路としては吸入が最も実用的ですが、吸入応用にあたっては爆発リスクに注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度 66%/100% 機は非推奨)。

詳しくは:

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引用形式: H2 Papers — PMID 28744362. https://h2-papers.org/papers/28744362
Source: PubMed PMID 28744362