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出血性ショックにおけるREBOA使用下での大動脈内灌流による腸管への水素分子送達:概念実証研究

Hydrogen Molecule Delivery System to Ischemic Intestine Using Resuscitative Endovascular Balloon Occlusion of Aorta in Hemorrhagic Shock-A Proof-of-Concept Study.

動物実験 点滴・注射 有効

要約

出血性ショック時にREBOA(大動脈内バルーン閉塞)を使用すると、血流遮断により水素分子が虚血臓器へ到達できない。本研究では40kgの雌ブタを用いた出血性ショックモデルにおいて、REBOAバルーン遠位に留置したカテーテルから水素溶解生理食塩水を大動脈内灌流し、門脈内水素濃度を4条件で測定した。完全閉塞・管理的ショックモデルでは0.224 mg/L(13.998%)、完全閉塞・非管理的ショックモデルでは0.049 mg/L(3.063%)、部分閉塞・非管理的ショックモデルでは0.018 mg/L(1.125%)、対照群では0.002 mg/L(0.015%)が検出され、REBOA使用下でも腸管への水素送達が可能であることが示された。

メカニズム

REBOAバルーン遠位の大動脈内カテーテルから水素溶解生理食塩水を灌流することで、血流遮断下においても腸管・門脈系へ水素分子を直接送達し、虚血性障害を軽減する可能性がある。

書誌情報

著者
Yamanaka T, Matsuoka T, Homma K, Tamura T, Suzuki S, Kaito D ほか
ジャーナル
Biomedicines
発行年
2026 (2026-02-18)
PMID
41751354
DOI
10.3390/biomedicines14020455
PMC
PMC12937765

タグ

疾患・症状:腸管障害 虚血再灌流障害 投与経路:点滴投与 メカニズム:炎症抑制 酸化ストレス

投与経路に関する解説

水素生理食塩水点滴は医療機関でのみ実施可能な投与経路で、日常応用には向きません。日常的な水素摂取の経路としては吸入が最も実用的ですが、吸入応用にあたっては爆発リスクに注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度 66%/100% 機は非推奨)。

安全性注意

水素生理食塩水点滴は医療機関でのみ実施可能な投与経路で、日常応用には向きません。日常的な水素摂取の経路としては吸入が最も実用的ですが、吸入応用にあたっては爆発リスクに注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度 66%/100% 機は非推奨)。

詳しくは:

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引用形式: H2 Papers — PMID 41751354. https://h2-papers.org/papers/41751354
Source: PubMed PMID 41751354