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分子状水素による遺伝子発現プロファイルのメタ解析:熱ショック応答・コラーゲン合成の亢進と細胞周期の抑制

Molecular hydrogen upregulates heat shock response and collagen biosynthesis, and downregulates cell cycles: meta-analyses of gene expression profiles.

メタ解析 水素水 有効

要約

分子状水素が肝臓の遺伝子発現に与える影響を明らかにするため、水素水摂取マウス肝臓のマイクロアレイデータと既報のラット肝臓データ2件を統合したメタ解析が実施された。クロスプラットフォーム法および従来のFisher法を用い、過剰表現解析・遺伝子セット濃縮解析・経路トポロジー解析の3手法で評価した結果、コラーゲン合成経路と熱ショック応答経路の有意な亢進、および細胞周期関連経路の抑制が一貫して確認された。熱ショック応答がコラーゲン合成促進と細胞周期の一時的停止を引き起こすことから、水素の肝臓における一次的作用として熱ショック応答の誘導が示唆された。

メカニズム

分子状水素が肝臓で熱ショック応答を誘導し、その下流でコラーゲン合成の亢進と細胞周期の一時的停止が生じると考えられる。

書誌情報

著者
Nishiwaki H, Ito M, Negishi S, Sobue S, Ichihara M, Ohno K
ジャーナル
Free Radic Res
発行年
2018
PMID
29424253
DOI
10.1080/10715762.2018.1439166

タグ

疾患・症状:肝疾患 投与経路:水素水経口投与 メカニズム:アポトーシス抑制 炎症抑制 酸化ストレス

投与経路に関する解説

水素水は安全性の高い投与経路ですが、摂取できる水素量に上限があります。臨床応用には吸入が最も効率的な経路とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨)。

安全性注意

水素水は安全性の高い投与経路ですが、摂取できる水素量に上限があります。臨床応用には吸入が最も効率的な経路とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨)。

詳しくは:

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引用形式: H2 Papers — PMID 29424253. https://h2-papers.org/papers/29424253
Source: PubMed PMID 29424253