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救急・集中治療領域における水素ガスの医療応用に関するレビュー

Promising novel therapy with hydrogen gas for emergency and critical care medicine.

レビュー 吸入 評価対象外

要約

水素ガスは虚血再灌流障害・ショック・代謝症候群・関節リウマチ・神経変性疾患など急性・慢性の幅広い病態に対して有益な効果を示すことが報告されている。抗酸化・抗炎症作用が主要なメカニズムとして提唱されているが、分子標的は未同定である。本レビューでは、急性心筋梗塞・心肺停止症候群・造影剤誘発性急性腎障害・出血性ショックを含む救急・集中治療領域における水素ガスの有用性に関する研究知見が概説されている。

メカニズム

水素ガスは抗酸化・抗炎症作用を有するとされるが、具体的な分子標的は現時点で特定されていない。

書誌情報

著者
Sano M, Suzuki M, Homma K, Hayashida K, Tamura T, Matsuoka T ほか
ジャーナル
Acute Med Surg
発行年
2018
PMID
29657720
DOI
10.1002/ams2.320
PMC
PMC5891106

タグ

疾患・症状:虚血再灌流障害 腎疾患 心筋梗塞 投与経路:吸入投与 メカニズム:炎症抑制 酸化ストレス 活性酸素種

投与経路に関する解説

水素吸入応用にあたっては、LFL(爆発下限濃度)の取り扱いに注意が必要です。古典的な 4% は閉鎖系の値であり、吸入環境での実証値は 10%。100% 純水素出力(UFL 75% パラドックス)でも境界面で爆発範囲を通過します。高濃度(66% / 100%)吸入器は消費者庁事故情報データバンクに事故事例があり、推奨できません。

安全性注意

水素吸入応用にあたっては、LFL(爆発下限濃度)の取り扱いに注意が必要です。古典的な 4% は閉鎖系の値であり、吸入環境での実証値は 10%。100% 純水素出力(UFL 75% パラドックス)でも境界面で爆発範囲を通過します。高濃度(66% / 100%)吸入器は消費者庁事故情報データバンクに事故事例があり、推奨できません。

詳しくは:

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引用形式: H2 Papers — PMID 29657720. https://h2-papers.org/papers/29657720
Source: PubMed PMID 29657720