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水素水摂取が非アルコール性脂肪肝疾患患者の肝脂肪蓄積および肝酵素プロファイルに与える影響:無作為化対照パイロット試験

Hydrogen-rich water reduces liver fat accumulation and improves liver enzyme profiles in patients with non-alcoholic fatty liver disease: a randomized controlled pilot trial.

ヒト・ランダム化比較試験 水素水 有効

要約

過体重を伴う軽度から中等度の非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)患者12名を対象に、水素水(HRW)1L/日を28日間摂取する二重盲検プラセボ対照クロスオーバー試験を実施した。デュアルエコーMRIによる評価では、HRW群においてプラセボ群と比較して肝臓の各関心領域における脂肪蓄積が有意に減少し(P<0.05)、肝脂肪含量は284.0±118.1 mMから256.5±108.3 mMへと低下した(変化率2.9%)。血清アスパラギン酸トランスアミナーゼ値も10.0%低下した。体重および体組成に有意な群間差は認められなかった。

メカニズム

水素分子が脂質・糖代謝の改善を介して肝臓への脂肪蓄積を抑制し、肝細胞障害マーカーであるASTを低下させると考えられる。

書誌情報

著者
Korovljev D, Stajer V, Ostojic J, LeBaron TW, Ostojic SM
ジャーナル
Clin Res Hepatol Gastroenterol
発行年
2019
PMID
30982748
DOI
10.1016/j.clinre.2019.03.008

タグ

疾患・症状:肝疾患 投与経路:水素水経口投与 メカニズム:抗酸化酵素 炎症抑制 脂質過酸化 ミトコンドリア 酸化ストレス

投与経路に関する解説

水素水は安全性の高い投与経路ですが、摂取できる水素量に上限があります。臨床応用には吸入が最も効率的な経路とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨)。

安全性注意

水素水は安全性の高い投与経路ですが、摂取できる水素量に上限があります。臨床応用には吸入が最も効率的な経路とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨)。

詳しくは:

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引用形式: H2 Papers — PMID 30982748. https://h2-papers.org/papers/30982748
Source: PubMed PMID 30982748