EnglishMarkdown 版を表示

高脂肪食誘発肥満マウスにおける水素水摂取の心血管機能への有益な効果

Drinking Molecular Hydrogen Water Is Beneficial to Cardiovascular Function in Diet-Induced Obesity Mice.

動物実験 水素水 有効

要約

高脂肪食による肥満(DIO)マウスを用いて、水素水(MHW)摂取が心血管機能に与える影響を検討した。2週間のMHW摂取は血糖値や体重を改善しなかったが、心臓重量の減少、心筋肥大の改善、心筋細胞幅の短縮、毛細血管・細動脈の拡張、eNOS-Ser-1177リン酸化の活性化、左室機能の回復が認められた。また、白色・褐色脂肪組織において肥大から過形成への組織学的変換が促進され、褐色脂肪組織では熱産生および心血管保護関連遺伝子の発現上昇が確認された。さらに骨髄由来内皮前駆細胞(EPC)のコロニー形成能が亢進し、血管恒常性維持への関与が示唆された。

メカニズム

水素水がeNOS-Ser-1177リン酸化を活性化し、内皮前駆細胞の増殖・分化・動員を促進することで、血管恒常性を維持し心血管保護効果を発揮すると考えられる。

書誌情報

著者
Masuda H, Sato A, Miyata K, Shizuno T, Oyamada A, Ishiwata K ほか
ジャーナル
Biology (Basel)
発行年
2021 (2021-04-23)
PMID
33922704
DOI
10.3390/biology10050364
PMC
PMC8146054

タグ

疾患・症状:心血管 投与経路:水素水経口投与 メカニズム:血管内皮機能 炎症抑制 ミトコンドリア 酸化ストレス 活性酸素種

投与経路に関する解説

水素水は安全性の高い投与経路ですが、摂取できる水素量に上限があります。臨床応用には吸入が最も効率的な経路とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨)。

安全性注意

水素水は安全性の高い投与経路ですが、摂取できる水素量に上限があります。臨床応用には吸入が最も効率的な経路とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨)。

詳しくは:

同じ疾患・症状を扱った論文

引用形式: H2 Papers — PMID 33922704. https://h2-papers.org/papers/33922704
Source: PubMed PMID 33922704