Effect of hydrogen-rich water on the lactic acid level in metformin-treated diabetic rats under hypoxia.
本研究では、低酸素環境下でメトホルミンを投与した糖尿病ラット(Sprague-Dawley)30匹を5群に分け、水素水の乳酸値への影響を検討した。水素水投与群では、低酸素群と比較して血中乳酸・ピルビン酸・乳酸脱水素酵素が有意に低下した。肝臓・心臓においてSODおよびグルタチオンが上昇し、マロンジアルデヒドおよび酸化型グルタチオンは減少し、酸化ストレスの軽減が示された。アポトーシス関連遺伝子(Bax/Caspase-3)は低酸素条件下で水素水による有意な変化は認められなかったが、HE染色では心筋線維の損傷抑制が確認された。
水素水が活性酸素を消去することでSOD・グルタチオンを増加させ、脂質過酸化(MDA)を抑制し、乳酸・ピルビン酸・LDHの上昇を低減するとともに心筋線維の損傷を防ぐと考えられる。
水素水は安全性の高い投与経路ですが、摂取できる水素量に上限があります。臨床応用には吸入が最も効率的な経路とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨)。
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