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水素水摂取によるFGF21誘導とエネルギー代謝促進を介したdb/dbマウスの肥満・糖尿病改善効果

Molecular hydrogen improves obesity and diabetes by inducing hepatic FGF21 and stimulating energy metabolism in db/db mice.

動物実験 水素水 有効

要約

水素水(H2水)の経口投与後、肝臓グリコーゲンがH2を蓄積することが示され、少量摂取でも疾患モデルに有効な理由が説明された。レプチン受容体欠損db/dbマウスへの自由飲水では、肝酸化ストレスの低減と脂肪肝の改善が認められた。長期摂取により、食餌・水分摂取量の増加なしに体脂肪・体重が有意に抑制され、血漿グルコース・インスリン・トリグリセリドも低下した。遺伝子発現解析では肝ホルモンFGF21の発現亢進が確認され、酸素消費量の増大によりエネルギー代謝促進が実証された。

メカニズム

H2水摂取後に肝グリコーゲンがH2を蓄積し、肝臓でのFGF21発現を亢進させることで脂肪酸・グルコース消費を促進し、酸化ストレスを軽減してエネルギー代謝を改善する。

書誌情報

著者
Kamimura N, Nishimaki K, Ohsawa I, Ohta S
ジャーナル
Obesity (Silver Spring)
発行年
2011
PMID
21293445
DOI
10.1038/oby.2011.6

タグ

疾患・症状:糖尿病・代謝症候群 肝疾患 投与経路:水素水経口投与 メカニズム:炎症抑制 脂質過酸化 ミトコンドリア 酸化ストレス

投与経路に関する解説

水素水は安全性の高い投与経路ですが、摂取できる水素量に上限があります。臨床応用には吸入が最も効率的な経路とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨)。

安全性注意

水素水は安全性の高い投与経路ですが、摂取できる水素量に上限があります。臨床応用には吸入が最も効率的な経路とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨)。

詳しくは:

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引用形式: H2 Papers — PMID 21293445. https://h2-papers.org/papers/21293445
Source: PubMed PMID 21293445